液晶基板やガラスを100μm以下に超薄型化

(0.05mmtまで薄型加工したガラス)

スマートフォンやタブレットなど、モバイル端末の液晶基板やカバーガラスや、テレビや車載向けの曲面ディスプレイなどにガラスの薄型加工需要が増えています。
NSCではこうした従来よりも薄い超薄型ガラスのご要望に、独自の枚葉式ケミカル研磨にてお応えしています。

特長

超薄ガラスは最大5mmに折り畳み可能

化学強化と組み合わせることで、曲率半径5mmの折り曲げ特性を実現しています。

この加工技術を活かして自在湾曲可能な液晶パネルを開発しています

この加工技術を活かして自在湾曲可能な液晶パネルを開発しています

湾曲LCD試作パネルの点灯確認

LCDパネル厚 1.00㎜t ⇒ 0.15㎜tへ超薄加工
曲率半径 R100mm
湾曲状態でもIPS液晶の視野角特性は維持

対応可能サイズ

当社の超薄型研磨では、1,500mm×1,850mm(G6サイズ)までの大型ガラス基板の均一な薄型加工を実現しています。ガラスを平置きで処理するため、ガラス基板のたわみがなく、最薄30μmtまでの超薄型加工が可能です。また専用キャリアが不要となるため、治具跡がつきません。

仕上板厚[μm] 加工可能最大サイズ[μm] 単板 貼合せ
30 200×200mm
50 400×500mm
100 1500×1850mm

加工可能なサイズは仕上がり板厚により変わります。対応表は一例ですので詳細はご相談ください。

強度

機械研磨加工に比べて、マイクロクラック(目に見えない程度の微細なキズ)がつかないため、ガラス表面の強度が約2倍向上します。

タイプ 加工 板厚[μm] 曲率半径R [mm]
44 33 26 24 16 10 5
ガラス 超薄加工+化学強化 50
ガラス 超薄加工 50 ×
LCDパネル 超薄加工 25 / 25 ×

○: 損傷無し , ×: 損傷

板厚

NSCでは0.25mmt以下のガラス厚みへの薄型加工を「超薄型研磨」と定義しています。現在のところ30μmtまでの超薄型加工が可能です。

面内精度

単板ガラス

0.05mmtへの超薄型加工 板厚ばらつきを±10μm以下に抑えることができます。

貼合ガラス

0.10mmtへの超薄型加工 板厚ばらつきを±15μm以下に抑えることができます。

用途・適用分野・応用分野

具体例
  • 湾曲ディスプレイ
  • フレキシブルディスプレイ
  • 有機EL照明
  • ガラスフィルム
  • 高強度薄型ガラス