AG加工

太陽光などの正反射を制御して防眩性を持たせます

ガラスの表面に、薬液を用いて直接表面加工(ケミカルAG加工)を行い、微細な凹凸を形成することで、太陽光などに対する防眩性を持たせます。

太陽光などの正反射を制御して防眩性を持たせます
太陽光などの正反射を制御して防眩性を持たせます

ガラスに直接AG加工することのメリット

ガラス 樹脂板、コーティング、フィルム
デザイン性 ガラス特有の美しさと高級感を維持することができる 白っぽい、安っぽく見える場合がある
耐熱性 600℃以上まで変形しない
→ 耐熱、難燃材料が必要な場合に使用できる
80℃〜120℃で変質が始まるものが多い
耐薬品性 ガラス表面のため、様々な薬品に高い耐性を示す。
→ 薬品仕様環境にて使用できる
有機溶剤などに反応し劣化する
耐UV性 変化しない
→ 長期間の野外使用でも変質しない
UVに反応し、黄色く変色する場合がある
耐摩擦 鉛筆硬度で9H以上
→ 人が触る、擦る場所でも変質しにくい
鉛筆硬度で2〜6Hのものが多い

特長

蛍光灯の販社での比較HAZEの制御を1%~90%の範囲で制御が可能です。
用途により見栄えの調整も可能ですので、ご相談ください。

タッチペンによる快適な書き心地

タッチペンを使用する際、鉛筆のような書き心地を実現できます。

対応可能サイズ

730mm×920mmまでのガラスサイズに対応可能です。

オプション加工

化学強化(後強化)、湾曲、印刷などのオプション加工にも対応が可能です。

用途・適用分野・応用分野

具体例
  • ディスプレイ用カバーガラス向け(車載/産業用)
  • LED照明用拡散カバー
  • 窓ガラス
  • 金型用途(応用)
  • 太陽電池用