ガラス化学強化
ガラスを化学強化することで高い強度を実現
化学強化とは、薬液を用いてガラス表面のナトリウムイオンとカリウムイオンを交換することにより、ガラス表面に圧縮層を形成し、表面の強度を出す方法です。
化学強化をしたガラスは、通常ガラスに比べて曲げ強度に優れ、引っかき傷が付きにくくなるのも特徴の一つです。
当社で薄型及び化学強化を施したガラスは、ユーザーから高い評価を頂いており、スマートフォンやディスプレイ用の保護ガラスに採用されております。
特長
強度の向上
ガラスの強度を飛躍的に向上させることができます。下記は、強化用のアルミノシリケートガラスを用いた当社測定値です。
耐圧試験【kgf】 | 3点曲げ【MPa】 | ||
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アルミノシリケート | 化学強化なし | 15 | 110 |
化学強化あり | 32 | 610 |
さまざまなサイズ・厚みへの加工が可能
ガラス種 | ソーダ―ガラス、アルミノシリケートガラス |
サイズ | 35×50㎜ ~ 1,000×1,000㎜ |
厚み | 100μm ~ 2,000μm (200μm以内は試作実績) |
※その他ガラス種、厚み、深度などのご要望に対応致します。ご相談ください。
工程フロー
洗浄
予熱
強化
徐冷
洗浄
乾燥
検査
用途・適用分野・応用分野
具体例
- カバーガラス(各種ディスプレイ用ガラス、保護ガラス、照明、etc)