キャビティガラス加工
ガラス上に美しく滑らかなキャビティを形成
キャビティガラス加工とは、ガラス表面の任意の深さに、底面まで貫通することなく掘り込みを施して、キャビティを形成する加工です。薬液でガラスを溶かして加工するため、キズのない滑らかな仕上りとなり、加工部を透明で美しく、光をゆがみなく透過させることができるため、OLEDのキャップガラスなどに採用されています。
特長
標準仕様
ガラス種 | ソーダガラス、無アルカリガラスなど |
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加工サイズ | ≦730 × 920mm |
板厚 | 0.05〜2.0mmt |
キャビティサイズ | φ10μm |
断面形状 | テーパー形状 |
ケミカル加工のため、機械加工と比較して加工部にキズなく滑らかな仕上がり
用途・適用分野・応用分野
具体例
- ディスプレイ分野:OLED用のキャップガラス
- 車載分野:センターインフォメーションのカバーガラスなど
- 半導体分野:センサー用
- 研究所用の部材